分子・生体分子の系譜(3)/MOLDAで組立てたタンパク質

ecochem2005-01-11

製品版MOLDA QuLiSを別にして(体験版あり),フリーのMOLDA for Windowsの最新版はversion 6.5 revision 2.0,MOLDA for JavaではMOLDA for Protein Modeling 1.0となっており,吉田先生の手による今後の更なるバージョンアップが望めなくなったのは本当に残念でならない。
フリー版でも低分子だけでなく,アミノ酸を任意の順序につないでタンパク質を組立てられるのは大きな魅力である。
わずか20種類のアミノ酸(構成元素はC・H・N・O・Sの5種類だけ!)のつながる順序が変わるだけで,いろいろな機能を有するタンパク質が組立てられるというのは,本当に生体分子の不思議の極みといえる。
カットは,その20種類のアミノ酸をある順序でつないだサンプルデータである。詳しくは以下を参照いただきたい(Chime版閲覧にはChimeのインストールが必要)。