Google SketchUp，ホワイトハウス，横田めぐみさん

ネット時代 同時代性 拉致 分子

一昨日書いた，Web2.0代表のGoogleがまた新しい無料サービス。昨日の講義で早速紹介したのだが，「はてな」の近藤さんも早々とブログに取り上げている。

サンプルデータの中にホワイトハウスがあって，早速DLして作成したのが以下の画像。


なお，2006/04/22に紹介したWeb2.0本，

のp.225には，“それはグーグルマップ上では，沖縄の嘉手納基地をはじめとする米軍の基地やホワイトハウスなどの精密航空写真は，なぜか見られないように処理されているという驚くべき事実だったのである”とある。


さて，そのホワイトハウスで，

に書いた横田めぐみさんの母親である横田早紀江さんらがブッシュ大統領と面会したことが大きく報道された。

Google Earthで見ればちっぽけで瞬時にどこにでも行ける地球，その中に遠い場所があるというのは，Web2.0の技術が世界中を結び付けてくれている時代に，どうにも腹立たしい。

    ※追記
    Google SketchUpでは，3DS/DEM/DDF/DWG/DXFなどの各種3Dデータを読み込めるとのことで，2006/02/02に書いた以下の長尾さんの論文を参考にすれば分子データも利用できそうなので，今後いろいろチャレンジしたい。それにしても，この中に“棒球模型と空間充填模型のwrlデータへの変換機能は、吉田氏の“MOLDA”にもある”と記されているが，吉田さんがいたら，間違いなくこのGoogle SketchUpにも興味を持っていろいろやってくれたのではないかと思うと，本当に残念でならない。