10月のエントロピー学会第25回シンポジウムに向けて

ecochem2007-05-27

エントロピー学会の第25回シンポジウムが2007/10/13-14に新潟市新潟大学教育人間科学部で開催される*1。会員でありながらこれまでシンポジウムには参加したことはなかったのだが,地元開催ということで非力ながらお手伝いを申し出ていて,昨日の準備委員会に参加した。
午後3時間と夜の食事会での打ち合わせがあったほか,学会の有力メンバーが実行委員として集まるということで以下の研究会も催され,新潟大学の院生や卒業生ほかの参加を受けて有意義な時間を持つことができた。

なお,菅井先生からは以下のイベントのパンフレットも配布された。

私の報告は,“エントロピー環境論”を周知してもらうためにWeb2.0を活用できないかという相変わらずの話で,シンポジウムで話す前に毛色の違う話に対する反響を確かめておきたいという目論見もあった。

に様々なWeb2.0ツール利用例を載せたが,以下のように“エントロピー環境論”は環境問題に関心のある層にはそれなりに市民権を得ていると思う。これをさらにどう広めていくかが課題と言える。

過去30日間に書かれた、エントロピー 環境を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ
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また,上記ページ記載の解説書以外の文献でも“エントロピー論”が取り上げられていると言っていいだろう。
新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ (ブルーバックス)
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
物理学者、ゴミと闘う (講談社現代新書)
地球持続の技術 (岩波新書)
「循環型社会」を問う―生命・技術・経済

シンポジウムでは2007/10/13-14の前日にもオプショナルツアーを計画しているほか,新規なプレイベントも検討中である。このブログでも随時アナウンスするので是非多くの方の参加をお願いしたい。

*1:2007年の第25回シンポジウムへ向けての提案参照

*2:トップページのアニメ画像は2005/02/27にも掲載したもの