SPYSEEサイエンスコミュニケーションの銅メダル

またもSPYSEEの話題タグ「サイエンスコミュニケーション」の登録者数がどんどん増えて本日16時時点で644人の大所帯となり,なんと全タグの中で3位,堂々の銅メダルである。


SPYSEEタグ登録者数ベスト12(2008/08/16,16:00時点)

これでサイエンスコミュニケーションの認知度と理解が高まればいいのだが,まずはSPYSEE自体がネットで広く利用されるようにならないと話にならない。ところがkizasiで見ると下図のように現時点では週間書き込み数が最多になった時でさえ18件という状況。

kizasi

口コミで広がるには少し厳しく,SPYSEEの使い道のおもしろさや出てくる情報の学術的な興味深さを各自のブログで具体的に紹介するなどの努力も不可欠と見ている。またSPYSEEで表示される情報の中ではブログエントリーも重視されているので,積極的に多くの登録者のことを取り上げる営為も欠かせない。
ところで,2008/07/31に書いたサイエンスコミュニケーションタグの「Web上で知名度が高い順」は誤りだったのかその後の登録者数増加の影響なのか,大幅に順位が入れ替わっている。おまけに現在はベスト100までしか表示されす,残念ながら私は圏外に押し出されている。で,まだベスト100の土俵際に居残っていた時の記念画像を以下に示させてもらう。

サイエンスコミュニケーションタグの「Web上で知名度が高い順」ベスト100(2008/08/11時点)
本間坪田愛華さん

ここで小学6年生で偉大なサイエンスコミュニケーターになり,その夏に亡くなられた坪田愛華さんがネット上で上位に出ていることはとてもうれしいことだった。
ベスト100ではNHKサイエンスZEROの歴代ナビゲーターの眞鍋かをりさん安めぐみさんが1・2位を占めているのがさすがである。上の画像にもある,多くの人に顔を知られている方が耳慣れないサイエンスコミュニケーションに関わっていることを理解してもらえたらと思う。なお,上の中では17人の方と直接話あるいは挨拶させていただいたことがあり,その他にもご講演をライブで聴かせていただいたりメールをやり取りさせてもらったことがあるというのも,自分自身この分野に長く関わってきた結果だと思っている。
ところで,私自身のSPYSEEでの「関連画像」は,結局選び出された中から著書(共著)の1冊である参考書の表紙にしてしまった。

SPYSEE - 本間善夫

この中で付いているタグのうち,糖鎖(現登録者数14名)はどなたかが立ち上げてくれたもので,早速自分で追加したもの。フォークソノミーの楽しみの例である。
さて,私の場合は画像と言えば分子画像が身上。今回はこの糖鎖タグにあわせて糖鎖画像の例を示すことにしよう。

糖鎖を含むPDBsumデータ例1hggのLigand GAL-GLC-SIAより
※同データについては2008/04/16にもGIFアニメ画像掲載
画像作成ページについて日本コンピュータ化学会2008年秋季年会でポスター発表予定