POPs対象化合物の様変わり
本ブログでも何回かPOPsについて記したが,以下のニュースで最新の動向を知ることができた。
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- POPs条約(経済産業省)
- 柴田康行,『進む東アジアPOPsモニタリング』,科学,2008年7月号(特集=東アジア環境共生系)
- 参考(旧情報例):iモード化学/POPs廃絶12化合物*1
問題になる化合物が変遷してきているのを踏まえ,取り急ぎ以下のページを作成した。大部分これまでに作成した分子で用が足りたが,短鎖塩素化パラフィンやポリ塩化ナフタレンの例については新しく組み立てたが,何れも異性体が多くその作用機序の多様性が懸念される。
なお,上掲新規POPs候補物質リスト表を出しているのはWWFだが,同サイトで提供しているPOPs関連資料の中に拙作サイトの画像が流用されていることを再度アピールしておきたい。
2007/12/16の記事に掲載したWWF資料 [PDF]中の画像
*1:Googleによる“POPs 化合物”検索では現時点で6位。トップ画像は同ページ掲載のディルドリンより。