ビスフェノールZが結合したエストロゲン関連受容体γ

本ブログでも内分泌攪乱物質(環境ホルモン)問題の象徴的存在としてビスフェノールABPA)を再三取り上げているが,RCSB PDBの2009/03/17付け新規公開データの中に,ビスフェノールZを含む構造データがあったので,早速以下のページに追加掲載した。同じ研究グループによる成果である。


ビスフェノールZを含むPDBデータ2zkcのSITE部分(緑色球棒表示


PDBsum掲載のSITEデータ(一番上がPhe450
別ページにも掲載

SITE形成アミノ酸残基の番号は,268・272・275・306・309・316・326・345・346・349・435・450で,最後のPhe450だけがビスフェノールAを含むPDBsumデータ2e2rより多い。
なお,BPAは下記講演会のメインテーマで,参加はできなかったものの要旨集を発注して先日届いたのだが,研究室の引越し騒ぎでまだよく読んでいない。必要があれば今後追記したい。