新刊「孤闘 −正直に生きる」が届く

紹介するのが遅くなったが,先日以下の本を入手した。


別ブログ記事(2008/11/17)に記したように,水俣市「ほっとはうす」施設長の加藤タケ子さんたちが新潟に来られた際,私は新潟にいなかったもののジュンク堂書店新潟店に立ち寄ってくれたのだが,同行された中央大学の細谷 孝先生が推薦文添付で発刊を教えてくれたものである。
写真のように緒方さんご自筆の和紙で包まれていたほか資料等も同封され,緒方さんの細やかな心配りが感じられた。私の水俣病ページにも緒方さんに関するニュースが収載されており,その水俣病認定に至る“孤闘”の貴重な記録を出していただけたことに感謝し敬服するばかりだ。

Googleによる自作水俣病ページ内の緒方さんに関する新聞記事例

ちょうど2009/04/08に書いたように,来月12日には新潟市内で水俣病について少し話をすることもあって,これまでこのブログに書いてきたことも含めて自分自身が学んできたことを振り返っているところである。


参考:Googleによる“水俣病”言及エントリー記事検索結果
(タイトルを確認して読むことができる)

当日話す内容のまとめはGWにする予定だが,自分で書いたことも忘れていることもブログには残っていて,緒方さんの本の背景にある資料保存の重要性と共通するという意味で,Web2.0時代における個人の活動の手法について再確認できたように思う。