新刊「分子でよむ環境汚染」はecosci.jpのガイドブック?(追記あり)
不遜なタイトルだが,最新研究成果が盛り込まれた本を読む際に拙作サイトの分子データ集を活用していただきたいという話題。
- 鈴木聰 編著,「分子でよむ環境汚染」,東海大学出版会(2009)
- 参考(p.48掲載のサイト):International Pellet Watch
2009/05/16到着本ほか
まずは以下のページに,p.123の『酸化ストレス,発がん性,タンパク質変成作用を有する3つのモデル化学物質』としてあげられている,2,3-ジメトキシ-1,4-ナフトキノン(DMNQ,トップ画像),N-ニトロソジメチルアミン(DMN),フェノールを掲載した。
あとはこれまでの蓄積コンテンツを参考にしてもらえたらありがたい。と言うより,生活環境化学の部屋の分子群を理解する上で必要不可欠な研究情報が同書にしっかり凝縮されているということなのだけれど。
- 環境ホルモン情報 | 環境ホルモンと疑われている化合物リストの例
- 農薬分子データ集 ※Weblio版
- ダイオキシン類の毒性等価係数
- WWFの新規POPs候補物質リスト20
- はっ水剤・難燃剤の生物体内蓄積性(PFOS類,PBDE類,HBCD,リン系難燃剤)
- 発がん性化合物と生体分子
- 抗生物質データ集メニュー | 抗生物質・抗菌剤/耐性菌/院内感染 *追記
- 染料の種類 *追記
- 界面活性剤の種類 *追記
- 代表的な高分子 *追記
- ビスフェノールAが結合したエストロゲン関連受容体γ
- バイオレメディエーションとファイトレメディエーション
- ステロイドホルモンの生合成と代謝
- p.123以降のCYP・P450について:P450部分データ集 | 英語版 ※参考:Cytochrome P450 - Wikipedia