水俣病救済法成立はどう受け取られているか

あまりに長い間被害者を放置してきている水俣病に『第2の政治決着』が図られようとしている。昨年訪れた水俣市の「ほっとはうす」(水俣を歩いて参照)の様子を伝えているブログには以下のように記され,被害者たちの声を伝えるYouTube動画も公開されている。


語り部も務める胎児性水俣病患者の永本賢二さん
※参考:その他の動画(AloysiusShiplapさんのチャンネル)


永本さんが読んだ祈りの言葉(2003年度慰霊式)を説明する「ほっとはうす」施設長の加藤タケ子さん
水俣を歩いてより(2008/03/21撮影)

被害者が高齢化し,胎児性患者も苦しんでいる中,Web上で誰もがその実情を知ることのできるYouTubeの動画はいまや貴重な資産となっている。被害者の心情に配慮した上でさらに多くの映像が公開され,これからの社会のあり方を考えるためにもそこから多くの人が学びとることを望みたい。

それらを見た上で水俣病救済法成立に関係するニュースを読むことが必要と考える。


招かれざる水銀原子と生体分子の関係例
有機水銀分解酵素MerBの例PDBsumデータ3f0pにHgを加えたデータ)
PDBsumのLigand-SITE情報と有機性・無機性に掲載
2008/11/12のエントリー参照
※資料例:持続可能型社会への貢献遺伝子データベース(長浜バイオ大学)における“有機水銀 or アルキル水銀”検索結果