オリュンポスカフェに酔う

先週金曜日の夜に開催した「サイエンスカフェにいがた」は関東から4人,関西から1人という県外からの参加を含む50名近い聴衆を得て,内田さんと長神さんの丁々発止のやり取りを堪能させていただいた。ソフトドリンクのほかに今回特別に用意したワインも完売となった。


お2人の守備範囲の広さを背景にしたオリュンポスの12神との24+1冊との関係の種明かしは秀逸で,私たちひとりひとりとサイエンスとの切っても切れない縁を浮き彫りにしてくれたと思う。そして,多彩なご活動の中で垣間見せてくれる科学コミュニケーションに対する真摯な姿勢を随所に感じさせてもらった。
取り上げた本のリストは話の最後に配布したのだが,会場のジュンク堂書店新潟店のスタッフが絶版のものも含めてほとんどを準備してくれ,話に合わせて紹介できたのも好評だった。

配布した本のリスト


本間の書庫にある関連本
※「道具と機械の本」は絶版とは知らず,当日持参すべきだった!

なお,同カフェについてはなんと3件もブログレポートがアップされており,読み合わせてもらえばその雰囲気を感じ取ってもらえると思う。

ゲストの関係者も多数ご参加くださり,新しいつながりができたのも収穫だった。その一方,カフェの立ち上げと運営に全面的に協力してくださったジュンク堂書店新潟店店長の坂本さんが8月から池袋本店に異動されるため,これが新潟での最後のカフェとなったのは残念でならない。これまでのバックアップに加えて新店長さんへのバトンタッチをしてくれたことに御礼申し上げたい。
カフェ後の交流会も日付が変わるまで盛り上がった。ご多忙の中,準備に多くの時間を割いて参加者一同を酔わせてくださったゲストに重ねて感謝いたします。