本日「生活環境化学の部屋」13周年

ecochem2009-07-31

別ブログ(2009/07/26)にも書いたように生活環境化学の部屋が13歳になった。


見よう見まねでHTMLと格闘してページ作成を始めたが,その後ネットが日常的なものになり急激に技術も進展する中で思わぬところまで漂流してきたように感じる。
2009/05/16
「分子の形」にこだわったコンテンツが多数を占めるが,そこで取り上げる分子や題材は当然この13年間という時代を反映していることは当然と言えば当然で,それは2009/05/16に記した書籍「分子でよむ環境汚染」と本サイトの主要コンテンツとの関係が物語っているように思う。
また,Web2.0という語に象徴されるように,新しいツールやサービスとのつながりも日々着実に増殖している。その一部は,以下に示したTouchGraph GoogleBrowserによるWeb上におけるサイトの位置付けのを見ても確認できる。

TouchGraph GoogleBrowserで見る生活環境化学の部屋サイトの現状(2009/07/25時点)
:日本化学会中心の島,環境省が中心,Wikipedia関連

ブログの出現も予想外で,エントリーを記すと直ちに検索エンジンに拾い上げられることから,サイトとの連携を試みるのは興味深いところがある。

参考:同ツールで見るこども省
Permalinkのお陰で各エントリーが個別表示)

このブログで利用させてもらっている「はてな」については,


にある「はてブ*1の新機能のお陰で生活環境化学の部屋に対する利用者の投票を知ることができるのはありがたい。

主要コンテンツが併記されるのが13年の重み?
(ブラウザはFifefoxで!)

ところで,「分子の形」を見る上で欠かせないとしてきたのが「水と油」という考え方。たまたま今夜宇宙から帰還する若田光一さんが国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」でその実験をやってくれていたのを知った。是非JAXAビデオをご覧いただきたい。


「水と油」の詳細は,

を見てほしいが,ここには以前毛利衛さんが行った別実験の写真も掲載している。ネットの活動がきっかけで参加できたイベントMiraikanフォーラム 2005の懇親会で毛利さんにお会いできた際に,この「水と油」の話をさせてもらったのだが,あるいはこの時のことが今回の若田さんの実験につながったのかも知れないと都合よく考えている。同ビデオは13周年へのプレゼントのようにも私には感じられる。


日本科学未来館で毛利さんにLog Pをポケットに!を押し売り

*1:サイト12周年の記事(2007/07/27)でも言及したが,ここで取り上げた濱野智史さんの『ソーシャルウェア生態系マップ』は本記事を読む上でも欠かせない。