東京からの風

ecochem2005-03-11

中越地震で新幹線が不通になって2004/11/01に書いた招待状が使えず,復旧後もいろいろあって行けなかった東京から今日は2つの風が。
国立科学博物館からは3/19から始まる,

のパンフと招待券。おそらく混むだろうが月末の久々の上京で常設展の分子展示も見てきて,ここで報告したい。
もう1つは,毎回新潟まで送ってくれている,日本科学未来館(こちらはダ・ヴィンチ展などの時に訪問)の広報誌。

特集の中に,的川泰宣さんの『なぜルーツを探るのか ――科学によって「いのちの大切さ」を知るという意味』(写真右はそのページを開いたところ)という,科学の新しい成果も踏まえながら生命のことを見直したいと考えているこのブログお誂え向けの一文も載っている。なお,関連する的川さんの著書としては,
宇宙からの伝言―いのちを大切にするということ (CHART BOOKS SPECIAL ISSUE)

が挙げられる。
今度の東京漫歩で,禁断症状気味の書店巡りなどいろいろこなして来なくては。

    ※追記(2005/03/12)
    2005/03/12のNHK教育テレビ「科学大好き 土よう塾」的川泰宣さんが出演。番組で時々お顔は拝見していたがMeSci Magazineの写真が少し雰囲気が違ったので気づかなかった。『君もガリレオ』は宇宙服の構造の話で(2004/06/05の再放送),過酷な宇宙という環境の中で,生物が地球という揺籃に大事に守られていることがよくわかる。様々な環境問題やいろいろな事件を見ていると,地上でも宇宙服を着なければならないような状態になりつつあるように感じる。UVカット衣料・化粧品や花粉症対策マスク,切創防護服などはその一例に見えてしまう。