本ブログがようやくInternet Archiveに

ecochem2005-04-17

昨日ユリイカ『ブログ作法』(それにしてもWeb上にこの本に関する情報がやたら多い…)p.78にもGoogleのキャッシュと一緒にInternet Archive2004/09/252005/03/04にも言及)のことが出てくるけれど,このこども省もようやく保存第一弾(今日現在)。

ブログの誕生でネット発信者=データ量が格段に増えるだろうけれど,保存サイドとしては容量増加はきっと気にならないんだろうな。
さて,『ブログ作法』の一文にこじ付けて少し蛇足。p.128(『「たけくまメモ」繁盛(させたい)記』)に,20数年前に200部のミニコミ誌をさばくのがいかに大変だったかという話が出てくる。私自身も院生時代に旅好きのグループに誘われてガリ版刷り同人誌発行の手伝いをしたのでよくわかる(以下が書かされた表紙の原画例;墨流し+鉛筆画)。特に大変なのは作るより流通させることで,そのことを考えるとインターネットにおいては,最初から流通問題がクリアされている。免許も不要ならコードも要らない。これがいかに画期的であるかは,いくら強調してもたりないのだが,一般の人にはピンとこないかもしれない”とあるようにメッセージを届るという面でネットはまさに夢の道具なのだ。その生み出していくものの質や良し悪しはともかく,“読み・書き・発信する”ことの何れの壁もブログが低くしてくれたことは事実だろう。