河岡義裕先生のインフルエンザ本

上にもインフルエンザウイルスが出てきたが,このところ新型インフルエンザの発生と大流行が懸念されている中(鳥インフルエンザ&新型インフルエンザ情報参照),

というニュースが出ていた。ちょうど先日この研究を行った河岡義裕先生の新刊を買ったばかり。
インフルエンザ危機 (集英社新書)

    ※同書で上の“糖鎖”に触れている例(p.81)
      結局分かったのは“強毒ウイルスのHAタンパク質の切れる部分には、弱毒ウイルスと比較して余分なアミノ酸が存在している。しかしその数が少ない場合には、そこにがついているとタンパク質分解酵素が近づきにくい、つまりウイルスが増殖しにくい”ということだった。
河岡先生といえば,SARS流行の頃やインフルエンザ関連で度々テレビにも登場され,困難な問題に立ち向かっている姿を見せてくれている。以下は出演番組例。