食育バブル?

続けて検索のことも絡めて“食育”の話題。20051019で紹介した食育関連のページには少し力を入れたのだがアクセス数がなかなか伸びず,これは検索でなかなか上位に食い込めないため。

Googleで“家庭科”を含むページ数を凌駕しているのがわかる。
今という時代に食育の重要性は十分理解しているが,政府,文部科学省厚生労働省農林水産省経済産業省など各省庁がそれぞれの思惑で関わっており,都道府県でも対応が迫られている上に大手食品産業やコンビニなど販売業も触手を伸ばしている。つまり大手サイトがコンテンツを作成しているので新参弱小ページがちょっとやそっとではネットというリングで戦えない状態。“食育バブル”や“食育狂騒曲”という言葉が思い浮かぶ(これはまだGoogleでは見つからないので登録商標にしようか…;このブログ記事でもう少ししたら見つけてもらえるだろう)。

こんなことを書くのも,以下のようなニュースが出たため。

上は福井県庁での催しの話題,下は“食育調理実習”という言葉を始めて聞いたので取り上げた次第。私の職場でも以下の影響で“栄養教諭”の資格を出すことにするらしく,私も演習を持たなくてはならないようなので他人事ではないのだ(ただし冒頭に書いた食育関連ページの元原稿の依頼があった理由はこのためではなく,ずっと以前から“食の安全”を扱ってきたためである)。

NHKクローズアップ現代」でも関連番組が先日放映されるはずだったのものが別特集が入って延期になっていた。来週放送されるようなのでご覧になってみてはいかがだろう。