トポロジカルなイソメラーゼ
NHKのサイトを見に行ったら,
というのがあって面白ブログを募集していたので早速自薦で応募。アニメgifを売りの1つにしたので,まずは今年初作品を作成(右画像)。元旦にデータベースの仕様が変わったことを紹介したRCSB PDBの連載 Molecule of the Month(今月の分子)の2006年第一弾,トポイソメラーゼ例のPDB 1a36(DNAとの複合体)である。
- Molecule of the Month
- Topoisomerases(PDB,2006/01)
- 参考:DNA複製(福岡大学大学院理学研究科化学専攻機能生物化学研究室)
- Bruce Alberts ほか著,中村桂子・松原謙一 監訳,「細胞の分子生物学 第4版」,p.251- など,ニュートンプレス(2004) …bk1情報
- C.K.Mathews ほか著,清水孝雄 ほか監訳,「カラー生化学」,p.672- など,西村書店(2003) …bk1情報
- W.M.Becker ほか著,村松正実 ほか監訳,「細胞の世界」,p.504- など,西村書店(2005) …bk1情報
- Topoisomerases(PDB,2006/01)
トポイソメラーゼはトポロジー(位相幾何学)とイソメラーゼ(異性化酵素)の合成語と考えればよく,上の参考ページにあるようにDNAがその役割を果たすために鎖の切断・再結合反応などを触媒する。生体高分子は必要に応じてその立体構造等を複雑に変化させる必要があることを教えてくれる分子の一つである。
なお,DNAの形状変化については以下でも取り上げた。