エネルギーの教材としてのクロスコプター

少し前だが,職場の生協に行ったら書籍コーナーに,
手回し発電ヘリクロスコプター (科学のタマゴサイエンス・トイ・バージョン)

が置いてあった。総合監修として左巻健男さんの名前が出ている!

つき合いということもあって,早速購入し先日ようやく組み立てた。


写真右側の本は,届いたばかりの今春から使われる高校理科教科書の手まわし発電機のところ。
環境問題を考える上で欠かせないエネルギー保存則を説明する上でクロスコプターは格好の教材になるだろう。
    力学的エネルギー → 電気エネルギー → 力学的エネルギー
というエネルギーの移り変わりを端的に説明できるし,電気エネルギーは電線という細い媒体を通して伝えることができることもこのような飛行を可能にする一因と言及できる。
さらに手まわし発電機を回すエネルギーがそもそもどこから来ているかを考えさせるのも有効である。
最後に脇道。ヘリコプターと言えばダ・ヴィンチが思い浮かぶ。

2007/01/08にも書いたように,

がこの20日から東京国立博物館で始まっているので何とか見に行くつもり。ダ・ヴィンチの(?)ヘリコプターの模型も展示されているらしい。