新潟県中越地震から一日経って

ecochem2004-10-24

昨夜発生した新潟県中越地震で大きな被害。孤立していた地域などもあって今後さらに被害状況が明らかになっていくと思われる。震源地に近い地域にいる知人たちが,一様にゆれの大きさに対する恐怖を語っていた。
ちょうど40年前,小学校6年生の時に新潟地震を体験していることもあって,犠牲者の中に幼児や小学生がいるのが痛ましい。避難所などの映像を見ても,当時の屋外での生活や給水車の有り難さなどを思い出してしまう。食料・毛布等が不足しているようで,相変わらず危機に対する備えができていないように感じてしまうが,食などインプットも大事だけれど,トイレというアウトプットの場所の方が重要になることも忘れて欲しくない(最悪の遭難などで数日間食物を口に入れられなくても生き延びられるが,丸一日排泄をせずにいることはできない)。一刻も早い復旧を願うばかりであるが,作業に関わっている多くの方々のご苦労も大変なものだと思う。
また,被害の大きかった小千谷は,親父が単身赴任していた時に,新潟から自転車で遊びに行ったこともあり,その際国道17号線の長岡-小千谷間には当時有数の距離の直線道路があると教わったことも思い起こしながら,痛めつけられた道路の映像を見ている。
昨夜来,安否確認のメールを多数もらったり,諸連絡用に携帯の番号を教えてもらっている学生全員に連絡したりで,ネット時代になって連絡手段が増えたことを実感している。また,講義で作成したブログに地震のことなどを自宅から書き込んでくれる学生もいて,今後災害に備えてできることをいろいろ考えたりしている。
さて,理科教育MLでも今回の地震をめぐっていろいろな情報交換されているが,過去の地震時に書き込まれた情報なども取り入れていくつか参考サイトをピックアップ。