NHKプロジェクトXで地下鉄サリンの番組

以前の作品が若干リメイクされて先ほど放映。

一団体が「化学テロ」というパンドラの匣を開けてしまった衝撃が世界中を震撼させたが,番組を再度見て悪意の化学合成と善意の治療行為という対照を改めて強く感じる。
私にとってはサリン治療薬パムもバーチャルな分子の世界のできごとなのだけれど(以下の分子閲覧にはChimeのインストールが必要)。

また,辺見庸さん(お元気になられただろうか)や日野原重明さん(聖路加病院の当時の院長)があの事件の近くにいたことを後日知ったことも,あの地下鉄の映像を見ると思い出す。