「現代思想」2005年4月号『教育現場の変貌』

ecochem2005-05-21

仙台で仕入れてきた,

を読んで暗い思いに取り付かれる。学ぶ楽しさなんで微塵も無い閉塞感に囚われてしまっている多くのこども達や教員のうめき声に日本中が覆われているように感じる。いろいろな意味での“格差社会”が織り込み済みだとすれば,今後の様々な教育システムの変革にも希望はあまり見えない。
以前,一律的な管理教育は頭を使わなくて楽だから行われているのだろうと考えたことがあったが,今はそれ自体が多大なエネルギーを注ぎ込む目的になってしまっていることに唖然とする。その先に何をイメージしているのかわからないところに(おそらく当事者たちも)恐怖を覚える。