60歳の8月15日

ecochem2005-08-15

2005/04/07に記したMeSciの「恋愛物語展」は今日まで。2005/08/02に書いたように見学して買ってきたお土産の中に同企画展のトランプがあって,先日家のこども達が帰省した時に何年かぶりに遊んで,その絵を楽しんだ(右画像;上左からX染色体・Y染色体,受精の瞬間,クローン技術,下左から女性ホルモンのエストロゲンと男性ホルモンのテストステロン)。
地球上の生物にとって「性」と生命は重要な関係にある。あるいは遺伝子にも書き込まれているのかも知れない生命を蔑ろにする戦争(もちろんここにも「性」の問題が常に複雑に織り込まれている)という事象にとって意味の大きいこの日に,「恋愛物語展」が終了するのは何か意味があるのかと考えるのはこだわり過ぎだろうか。
そんな日に,福井晴敏さんの原作,
亡国のイージス 下(講談社文庫)
亡国のイージス 上 (講談社文庫)

による映画を見てきた。イージス艦に限らず,生物と環境とを殺傷する兵器がある限り戦争やテロはいつ起こっても不思議ではないといつもながら思う。
敬愛する漫画家の一人である永島慎二さんが先月亡くなった(日経BP記事参照)。その作品の中に「拳銃物語」という小編がある。武器・兵器というものを考える時に,この作品が常に心に浮かんでくる(内容はいつか書きたいと思っている)。
テレビや新聞・雑誌の戦後60年特集をいくつか読んでいるところだけれど,1冊だけ今日届いた本をあげておきたい。
憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 (岩波ブックレット657)