新潟大停電
夜明け前から風の音がすごかったが,朝出がけに停電。信号も消えている中を職場に着いたらやはり停電で休講に。ノートPC(普段は電池をはずしている)もネットも使えず,ブラインドを上げて自然光で読書三昧。
研究室はガスストーブがあり,大昔使っていたラジオで情報収集。下越全体やそれ以外にも広がって大規模停電で,まさに2005/11/27に書いた,
で取り上げている映画「大停電の夜に」を体感(これで映画を見ないでもよくなった…)。
家の暖房は電気がないと使えないし(ガスストーブを持ち帰ってもガスの種類が違う),買い置きのロウソクは無いなど,原因不明で長引きそうな中いろいろ思案。ラジオの「PETボトルにお湯を入れると湯たんぽになる」という話を聞いて実験用にとってあるボトルをいくつか洗浄。
また,昨年の新潟県中越地震の時も書いたように,非常事態における学生や外部への情報伝達をどうするかについても再考。携帯(これは本当に便利なツールだ!)が使えても基地局などが停電になればアウトだし,サーバが止まっていたら役に立たない。やはり外部にもサーバを設けておくなど複合的な手段を講じておく必要がある。そして自分自身も携帯を持っていないと情報更新ができないので話にならないし,そろそろまた持つことにしようか。
今日が締め切りのちょっとした仕事もネットでネタ探しできずにバンザイ。暗くなって紙が見えなく前に相手に電話して相談してどうにかお許しを得る。
夕方になって,職場の閉鎖で家に戻った家人から復帰の連絡が入り,明るいうちにこちらも退散。また停電になる可能性もあるので湯たんぽを1個だけ持ち帰る。信号や周囲の家や店はまだ消えていて,家のほんの近くになって街灯が点いていた。電気の有り難さと依存度の高さを再認識する。やはりエネルギーと資源は未来のことを考えて大事に大事にしたい。
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※追記:2005/12/23・4時時点で阿賀町の179戸を残して復旧
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※追記
- 県庁、市役所自家発電できず(新潟日報,2005/12/23)
- 参考資料例(新潟市は地盤が低く多数ある排水機場の停電により浸水例も):鳥屋野潟排水機場/西川排水機場,魅力ある都市近郊型農村へ 〜新潟農地事務所管内の概要〜
- 新潟の停電、全面復旧(朝日,2005/12/23)
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※参考:ブログ記事検索サイトにおける“新潟 停電”検索結果例