新刊「ネット社会の未来像」に書かれたブログ像

一昨日書名だけあげた,

を読んでいる。宮台さんのブログに関連アナウンスが書かれているのでご参照を。

    IT化は、こうした広く深い問題と密接に関係する。日本ではそのことが、アカデミズムの領域でさえ殆ど自覚されていない。もう手遅れかもしれないが、本書が、そうした絶望的な状況を好転させることに、わずかなりとも資するところがあればと願う次第である。
今という時代を,政治,国際関係,子どもの安全と監視社会,メディアの過去・現在・未来,など幅広い視点で縦横無尽に語られ,キーワードとしての〈生活世界〉・〈システム〉とITとの関わりについて熟考が重ねられている。
また,2005/12/11に書いた宮台さんと北田暁大さんによる本の中ではわからなかった,宮台さんの最近の活動の背景についても一部語られていた。
さらにライブドア事件以前の鼎談でありながら,第4章(西垣通×宮台真司×神保哲生)では『ホリエモンのビジネスモデル』について冷静に論じられている。
ここでは,ブログやSNS2chなどについて語られているところを記載しておこう(漏れはご容赦を)。