2006-08-17 多剤排出タンパク質AcrB 生体分子 今日のニュースと関連する旧情報。 病原菌:薬剤耐性のメカニズム解明…新薬に期待 大阪大(毎日,2006/08/17) 多剤排出タンパク分子の立体構造ついに決定(JST,2002/10/08) 「生体分子の形と機能」領域 村上 聡 研究者 多剤排出タンパク質AcrBの立体構造を解明(さきがけニュース,2004/03/10) 上記関連情報に掲載されている多剤排出タンパク質AcrBのPDBデータ例の1iwgは3量体のはずが単量体しか含まれていないが,本ブログで何回か取り上げているPQSにより3量体構造を取得することができる。上のアニメ画像はそれを用いて作成したものである。分子モデルは以下でどうぞ。 PQSによるタンパク質複合体構造(Jmol版) また,このページに掲載されている1wp1の3量体は緑膿菌薬剤排出ポンプのOprMタンパク質に該当し,下記ページは今回のニュースを補足するものとなっている。 院内感染菌のなぞにせまる 〜 緑膿菌の薬剤排出ポンプの構造 〜(KEK,2004/07/01)