東京電力柏崎刈羽原発が排水温度データ改竄

また私たちの信頼を失う事態です。

東京電力のアナウンスにある“補正”って一体どういう意味でしょう。
先日,以下に参加してまだ報告を書いていないのですが,同じことの繰り返しにはもはや言葉もありません。

また,サイエンスアゴラ2006でも「科学者の研究と倫理」などのセッションがあったほか,2006/11/12に書いた科学技術社会論学会 第5回 年次研究大会(北海道大学)でも,「研究者倫理の展望」,「技術者倫理教育の成績評価法」,「日本における技術者倫理構築の方向性をめぐって」などのワークショップがあったほか,科学報道や原子力関連の話題も多数あって熱心な議論を聞いてきたばかりなのですけれど。
昨日の講義でも以下の記事を紹介した際にそのことにも触れたのですが,来週また繰り返して話さなければならないようです。

  • 公害防止 惜しむ投資/相次ぐ環境不祥事/「優良企業」誇示の裏で/自治体の監視、衰退(朝日新聞,2006/11/29)