東京電力柏崎刈羽原発が排水温度データ改竄
また私たちの信頼を失う事態です。
- 排水温データを改ざん 東京電力柏崎刈羽原発(朝日,2006/11/30)
- 発電所のデータ総点検を指示 改ざん問題で経産省(朝日,2006/11/30)
- 東電が温排水温度を改ざん 柏崎原発、県にも報告(東京新聞,2006/11/30)
- 柏崎刈羽原発、海水の温度計測データを操作(読売,2006/11/30)
- 新潟 原発で水温データ改ざん(NHK,2006/11/30)
- 柏崎刈羽原子力発電所におけるデータ改ざん問題に対する申し入れについて(柏崎市,2006/12/01)
- 柏崎刈羽原子力発電所における取放水温度差の補正について(東京電力,2006/11/30)
東京電力のアナウンスにある“補正”って一体どういう意味でしょう。
先日,以下に参加してまだ報告を書いていないのですが,同じことの繰り返しにはもはや言葉もありません。
また,サイエンスアゴラ2006でも「科学者の研究と倫理」などのセッションがあったほか,2006/11/12に書いた科学技術社会論学会 第5回 年次研究大会(北海道大学)でも,「研究者倫理の展望」,「技術者倫理教育の成績評価法」,「日本における技術者倫理構築の方向性をめぐって」などのワークショップがあったほか,科学報道や原子力関連の話題も多数あって熱心な議論を聞いてきたばかりなのですけれど。
昨日の講義でも以下の記事を紹介した際にそのことにも触れたのですが,来週また繰り返して話さなければならないようです。