膜タンパク質構造研究の岩田先生が学士院賞受賞
半年ほど前に書いたエントリー,
で紹介した膜タンパク質構造研究の第一人者である岩田 想先生が学士院賞を受賞されたとのこと。昨年にシンポジウムで講演を聴かせていただいたのに,直接お話しできなかったことが返す返すも残念である。
- 日本学士院学術奨励賞の若手研究者5人を決定 膜たんぱく質構造生物学の岩田想教授が受賞(Biotechnology Japan,2007/02/19)
- 日本学士院学術奨励賞の受賞者決定について(日本学士院,2007/02/13)
RCSB PDBであらためて岩田先生のグループが構造解析したタンパク質データを検索するとその守備範囲の広さにも驚かされる。以下はその中から。
岩田 想教授らによるPDFデータ例2d00の12量体(Chain A-F × 2;PQSによる)
※甘味物質の秘密に示した味覚修飾タンパク質ネオクリン2d04も岩田先生らによる
また,冒頭の記事に書いたように拙作サイトへのリンクを掲載してくださっているページの画像も記念に示しておこう。
岩田プロジェクト-膜受容体(GPCR), 膜タンパク, 構造解析-のリンク集
○が膜タンパク質データ集へのリンク