オンラインジャーナル「科学技術コミュニケーション」創刊
2007/03/15に創刊が予告されていた以下のオンラインジャーナルが,それ以前に別URLで読めるようになっていたのに書き遅れました。創刊号掲載の論文タイトル・著者名とともに紹介しましょう。
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- 創刊の辞 …杉山滋郎
- 技術士による技術コミュニケーションの試みから〜ETの会からテクノロジーカフェへの発展〜 …比屋根均
- サイエンスにおけるより大きなつながりに向けて〜サイエンスアゴラ2006 実施総括〜 …長神風二
- 恒常的な科学技術コミュニケーションの実現に向けて〜インターンシップを中心とした教育プログラムの報告〜 …西條美紀・野原佳代子・日下部治
- 日本におけるサイエンスショップの可能性〜市民社会が担う公共性のために〜 …春日匠
- 科学技術コミュニケーション教育におけるe-Learning の可能性 …杉山滋郎
- Web2.0と科学技術コミュニケーション …石村源生
- 小特集 遺伝子組換え作物コンセンサス会議
- GM条例の課題と北海道におけるコンセンサス会議の取り組み …渡辺稔之
- 実用段階に入った参加型テクノロジーアセスメントの課題〜北海道「GM コンセンサス会議」の経験から〜 …三上直之
- コンセンサス会議における円滑なコミュニケーションのための考察〜「遺伝子組換え作物の栽培について道民が考える『コンセンサス会議』」を事例として〜 …森岡和子
- 遺伝子組換え作物コンセンサス会議への所感と提言 …杉山滋郎
- 科学コミュニケーションとメールマガジン〜「サイコムニュース」が目指すもの〜 …立花浩司
- マスメディアを介した研究者と一般市民との双方向コミュニケーションの試み …隈本邦彦
- 第7回東アジア科学技術社会論会議 見聞録 …岡橋毅
この中では,石村さんの『Web2.0と科学技術コミュニケーション』が昨年秋のSTS学会における私の発表,
- Web2.0時代の科学コミュニケーション [PDF]
と重なる部分が多く参考になるほか,『サイエンスにおけるより大きなつながりに向けて 〜サイエンスアゴラ2006 実施総括〜』を書かれた長神さんは,先日遠路研究室までサイエンスアゴラ2006の一参加者に対する聴き取り調査に来て下さり,いろいろ話ができたこともあって興味深く読ませていただいた。
私自身のここ数年の仕事からもJJSCに期待するところは大きいものがある。
以下は同誌に言及したブログ記事から2件。後者については紹介されているYouTube動画を転載させていただいた*1。
MIT sketching
このグラフをブログに貼ろう!
*1:これとは違うが,この前放映されたNHK高校講座「情報A これからの情報社会」進化するCGを見ても,いろいろなツールが進化していることを痛感する。