宇宙図に想う

ecochem2007-04-18

一昨日から科学技術週間(2007/04/16-22)。昨年は2006/04/15に書いたように一家に1枚ヒトゲノムマップが配布されたが,今年は,

が作成されたとのことで,前回同様新潟県立自然科学館までもらいに行ってきた。ヒトゲノムマップの半分の大きさで迫力に欠けるのが残念と感じつつ,早速研究室の前に掲示した。
この中には『人間の材料はどこから来たのか?』という視点もあり,現在の宇宙も生命もその誕生は奇跡的な偶然の積み重ねであることが明示されている。その宝石のような存在を大事に大事にしたいと改めて思うだが,昨日バージニアと長崎でまたもそれに反する悲劇が繰り返されてしまった。
この宇宙と生命はどこに進もうとしているのか,あるいは進ませようとするのか,それを知りその責任を担うのは少なくとも身近には宇宙図をつくり出すところまで到達している私たち人類であることを,多くのヒトにどうか気づいてほしい。