本日「生活環境化学の部屋」サイト12周年

4日前に書いたように今日は生活環境化学の部屋の開設12周年。
今朝思いがけず,毎日23:59に新鮮な話題が書き込まれることで有名なブログにそのことが取り上げられていることを知る。『環境問題や化学にとどまらない、科学情報のポータルサイトとなって』いるという過分なコメントをいただき,本当にうれしいプレゼントだ。


今年は2008/05/25ほかに書いた学会賞をいただいた時にも多くの方からお祝いと励ましの激励をいただき,身の引き締まる思いでいる。
12周年直前に,SPYSEEというツールができてある手法で(GooglePageRankと通じるところがあるだろうか)個人の活動状況を視覚化できるようになったことも偶然のプレゼントと感じている。

参考:SPYSEEのサイエンスコミュニケーションタグ(Web上で知名度が高い順)

※なんと現時点1位のが筆者(これこそ12年の重みか?)

12周年記念に何か分子の画像をと思案していたら,この前の日曜日の書評欄に出てWeb転載を待ちわびていた記事が今日になって登場。

2008/07/20に紹介した本だが,似たような書名が出ているので並べて紹介しておこう。この数年間の生体分子研究の進歩もWebコンテンツを作成する上で貴重な背景になっていることは間違いない。
タンパク質の一生集中マスター―細胞における成熟・輸送・品質管理 (バイオ研究マスターシリーズ)
キーワード:蛋白質の一生


で,記念GIFアニメ画像は書評欄記事中のアミノ酸のつながりがきちんと折り畳まれて構造が安定し(フォールディング)、品質管理され』という現象に大きく関わるシャペロンからで,2008/07/20と同じPDBデータで作成したものである。

低分子量熱ショックタンパク質1shsPQSによる24量体)

24量体ということで,12周年の倍の24周年までサイトが維持できるのか否か。まずは1つずつコンテンツを積み重ねていきたいと考えているので,引き続き応援していただけたらありがたい。