読書の秋に『文学作品のなかの化学』のお話

2008/09/13に記したように10月25日は,博覧強記の山崎昶さんをゲストにお迎えしてサイエンスカフェを開きます。

    山崎さんからPR:ミステリやSFに限らず、歴史や文学上のさまざまな作品中には、化学的にも興味ある事柄を作者がそれと意識せずに取り上げている例は少なくない。そのあたりを掘り起こして、江湖の諸兄姉のご参考に供することが出来ればよいかと考えている。あまり肩ひじ張らずに耳を傾けることができるよう、古今東西の比較的ポピュラーな例を紹介しよう。

山崎昶先生が答える化学質問箱(化学同人)
もご担当中

編著書・訳書など関わられた本は100冊を超えていたと思います。何回かお会いしたことがあり,古今東西あらゆることを知っているのではないかといつも驚かされます。カフェのページに掲載した当日触れる予定の本のリストを見ても,記紀万葉集からSF,推理小説塩野七生さんの作品まで幅広く,その中にどんな化学の話題が隠されているのか,本当に楽しみです。個人的にはコーンウェルの名前が入っているのがうれしいところです。