竹内久美子さんのエッセーで「動く分子事典」紹介!
あけましておめでとうございます。新年早々うれしいことがあったので紹介させていただきます。
今朝目覚めて寝床の周囲に散乱している本の中から,
を読んでいたら,なんと,
が著者名入りで紹介されているではないですか!
竹内久美子さんの連載「ドコバラ!」(ドウブツ コウドウ学 バラエティー)55回の『特別篇:ノーベル賞の秘密は美にあり!?』はGFPの紹介で,GFPの立体構造を竹カゴに見立て,かぐや姫の話を持ち出していて,なるほどと思っていたら,“こんなに美しいタンパク質を,私は他に見たことがありません。ぜひ見てほしい。”という文章に続いて同書の紹介が出てきたのです。
みなさん,今すぐ書店またはコンビニに行って週刊文春を買いましょう! 寄藤文平さんがGFPの立体構造のイラストを書かれているし必読です。
ただし,本ブログの読者であればご存じのようにGFPは以下でも見ることができます。
- 緑色蛍光を発するタンパク質/GFP
- 参考:Googleによる“GFP”検索結果 ※現在上記ページが2番目くらいに登場
竹内久美子さんのエッセーをイメージして画像作成
竹内さんと言えば日高敏隆さんのお弟子さんですし,文春の連載は本ブログのネタ探しのためにも愛読していたので*1,分子事典のDVDをお使いくださったのだと思うと感激です。
なお,エッセーには“他のタンパク質が決して美しいとは言い難い中,超然として心を打つものがある。それがGFPです。”と書かれていますが,本ブログで紹介している多くの生体分子の画像を見れば美しいものはたくさんあると思っています。
- 科学とアート
- GFP同様“竹カゴ”構造を有するタンパク質:βバレル型膜タンパク質データ集
今年もいろいろな分子をネットに掲載したいと考えておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
*1:2006/07/27の記事参照。