薬の使用もこどもには気をつけて

ecochem2004-09-30

今日のYahoo!ニュースから。

市販薬でも小児は大人の半分といったラフな使われ方をしてきたが,こどもは小さな大人ではないというのが最近の考え方。からだがつくられる成長期にある上に,消化機能など体内の生体反応も大人とは異なっていることに注意が必要である。
これは有害な化学物質の影響を考える場合も同様で,例えば耐容一日摂取量も単純に体重の比例計算でやるのは問題視されるようになってきている。以下の番組もそれを物語っている。

なお,画像はニュースとは特に関係ないが,本日届いた新刊,

の起動アイコン。全文がカラーPDFになっていて生体分子の立体構造もカラーで出ているが,10年ぶりの改訂ということでどの分野も前の版に比べて格段にデータが増えている(書籍の電子化も大変革)。言い換えればこれから先もまだまだ生物のからだの仕組みについての新しい知見が増えるということだろう。