化学■・化学II・化学２
少し番外で少し宣伝モード。タイトルと右の画像（視力検査ではありません）を見て，ぴんと来た方はかなりネットに詳しい方。
そう，機種依存文字の話です。この文中で化学■の■はローマ数字の２のつもりで書いたもので（右画像の上；以下同），この日本語フォントはパソコンの機種によって割り振ってある番号が違うので，機種が違うと読めないためネットでは使わないほうがよい機種依存文字です（他に丸数字など；詳しくははてなキーワードかネット検索で）。
化学IIのIIの方は（画像下），アルファベットの大文字のアイを２つ並べたもので，ネットではよくやられる手法。I，V，Xを使うといいことになり，これは半角文字しか使えない欧米でもよくやる手です。
この話を持ち出したのは，先日たまたまGoogleの化学関連情報を検索していたらスポンサー広告でAmazonの「化学■」の広告が出て驚いたため（今後修正される可能性があります）。GoogleやAmazonでこの検索をしても■は無視されるようで，「化学II」の方が有効のようです。そう思ってAmazonでいろいろ調べていたら，書名は「化学■」なのに「化学２」にしちゃってるものもあります（右が宣伝モードの例）。
どうにもややこしい話で恐縮です。
おまけで，先日紹介した単位（例えば長さならメートル，ヤード，インチ，尺など）に関する本に出ていた面白い引用文でオチを。
- そのひと，ローマ数字ってどういうものかわかってないのよ。この前の世界大戦は第11次だと思っていたんだから。
