岡本さんの新刊から(その2)

2006/07/31に紹介した岡本さんの「これからホームページをつくる研究者のために」で紹介されているWebページのリンク集が出版社のページで公開されている。

本を手にしながら是非各サイトを回って見られることをお勧めする。
なお,リンク集に収録されているサイトは,『その他、組織・団体サイト』を除いて229URLであるが,所属する大学のサーバを利用していると考えられる“ac.jp”上のものは109URLで,それ以外のものは120URLであった。岡本さんがp.215に書かれている『公私の区別』とも関係するが,大学や研究機関に限らず,公人と私人の区別が難しい場合はしばしばあり,研究者がWebページを開設する際にもそれぞれに考えがあるものと思われ,例えば異動や機関名の変更などがあった場合にはURLが変わってしまう可能性があることを考えれば,安価なサーバやフリーサービスを使うというのも考慮すべき点だろう。
さて,上掲リンク集のサイトには及びもつかないが,岡本さんが『まえがき』で“自分の研究を個人ホームページで公表するなら、なにを公開すればよいのか”として,第2部で提示してくれた項目を,自分のサイトではどこまで実現できているかを自己評価してみることにした。もちろん上掲リンク集に比して不十分極まりないものばかりであるが,Webの可能性を知ってもらう一助になればということで作成し始めたもので,数日中に完成させたいと考えている。手前味噌的なところがあるのはご容赦いただきたい。


※研究室前の図書展示(岡本さんのブログ記事を参考にして)

末尾には,上記リンク集の中からネット上あるいは学会等で接点があった方々のサイトも転載させてもらった。思いがけずいろいろ分野の方々の情報交換できるようになったのも,Webのお陰だと感謝している。
例えば,

の津村さんとは,岡本さんの本のp.157で紹介してもらった環境ホルモン情報中の記事に関して思わぬ情報のやり取りをさせていただいたし,

についても同様であった。
そのアクセス解析に関して津村さんがご自分のブログの中に,

という記事を書かれていたのもすごい偶然。早速TBさせていただく。
ホームページを開設することでいろいろなことが起こるネットは本当に楽しいですよ。