岡本さんの新刊から(その3)

ecochem2006-08-20

半月前に,書きかけのまま公開を宣言した,

がどうにか一応の完成。自作サイトの自己評価ということで今後も見直しを進めなければならないけれど,このようなきっかけを与えてくれた岡本さんの本に改めて感謝している。上のページは,同書に対するアンサーソングならぬアンサーページという側面も持っていると勝手に解釈している。
Webというフィールドで何ができるのか,他のサイトを参考にさせてもらいながら10年間闇雲にやってきて,振り返れば手はつけたものの尻切れトンボという試みも少なくないけれど,「まえがき」にある『次の10年に向かって ─Web2.0の世界へ』というメッセージは力不足ながら受けて立たなくてはならないように感じている。
p.6にはARIADNEを主宰している二木麻里さんの指摘から『一種の逆説 ─自分の役に立てばいい』とあって,これに強く共鳴しつつ『自分に役立つものは少なからず他人に役立つ』という発想で今後も少しずつ邁進したい。Webを利用していない研究者はほぼ皆無とするならば,その恩返しをしたがっている研究者・大学人も少なからずいて,その中から「これからホームページをつくる研究者のために」に触発された新サイトが多数誕生することも期待しつつ。