分子生物学・生命科学の渡辺格先生がご逝去

• 「最初の生命」の誕生（2007/02/21）

でお名前を出したばかりの渡辺格先生が昨夜亡くなられた。

• 分子生物学の草分け、渡辺格氏が死去（日経，2007/03/23）

先日ジュンク堂で入手した「科学」の記事を読んだばかりでした。

• 田中智彦・廣野喜幸，『生命科学の歴史的現在─渡辺格氏の謦咳に接して』，岩波「科学」2007年3月号

以下はご著書の中から。

• A.ローラー 著・渡辺格ほか 共訳，「分子生物学入門　新しい生命像の発見」，培風館(1976)
• ジャック・モノー 著・渡辺格ほか 共訳，「偶然と必然　現代生物学の思想的な問いかけ」，みすず書房(1972)　…bk1情報
• 渡辺格，「「第三の核」を求めて　物質、生命、そして精神へ」，ニュートンプレス(1999)　…bk1情報

特に「分子生物学入門」は大学卒業の頃手に入れて，その多くの図版に魅かれて繰り返し読み，現在生体分子にこだわるようになったきっかけとも言うべき本である。
ご冥福をお祈りいたします。

過去30日間に書かれた、渡辺格を含む日本語のブログ記事

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