分子表示Jmolをver.11に変更

ecochem2007-04-28

一応GWに突入したので,息抜きもしながらその合い間にたまっている宿題に少しずつ着手する計画。今日は,お世話になっている分子ビューアJmolアプレットをこれまでのver.10.00*1からVer.11.0.2に差し替えた。アプレットのファイル構成が変更になったため,必要なファイルと不要なファイルがよくわからず少しばかり苦労したが,無事作業終了。以下でお試しいただきたい。

大きな変更は分子表面表示機能が加わったことで,以下のメニューのように多様な表現が可能になったこと。トップの画像もその例だがタンパク質中のリガンドだけ選択して分子表面を表示されると,アミノ酸残基が接している部分は除外されるのがおもしろい。


また,タンパク質のリボン表示(へリックスやシート)も以下のように変更されるなど,いろいろアップグレードしているので今後いろいろ試したい。

左がver.10.00,右が新しいVer.11.0.2による表示例(何れも1f88のChain A)

*1:Jmolで表示される分子上で右クリックして表示されるメニューの[About Jmol]で確認可能。RCSB PDBでは現在ver.10.2.0。