せっかくのARG300号を受け取った日に残念な話題

ecochem2007-12-03

いつもお世話になっている岡本さんのメルマガ,今朝記念すべき300号が届いた。

ネット上の見落とせない情報を網羅し続けているだけでなく,最近はご自身のご活躍を含めて伝えて下さるのがうれしい。
300号の記事では以下の記事(引用はARGブログ版より)などに注目しリンク資料に引用させてもらうなどした。

ところが後者の記事で紹介されている関東学院大学学長のブログに関連して,今日という日に以下のニュースが大きく取り上げられている。

ラグビーの試合を見るのが好きで,ここ数年関東学院大学にも注目していたのに残念である。ドラッグの問題,近年のスポーツ界のゴタゴタ,グローバル化などいろいろな問題を含んでいるようにも思うが,社会システム全体の危機的なタガの緩みが根本にあるような気がしてならない。信頼を保ち続けるには大変なエネルギーが必要なのだけれど,それを壊すのは本当に簡単なことなのだということをみんな忘れてしまったのだろうか。
逆風の中で意を決して書かれた関学の学長さんのブログに,大麻の栽培は最長で懲役7年、吸引は懲役5年と重い刑罰です。国によっては、死刑の場合もあるそうです”とあるが,薬物は社会的に見ても歴史的に見ても撲滅すべきものであるのは(治療上必要な場合を除いて),知識人の常識とも言えるだろう*1
なお,グローバル化やインターネット経由購入という視点では,以下のような状況を認識しておく必要があるだろう。それにしてもこんなことになる前にネットでちょっと調べれば簡単にわかることなのに。

*1:動く薬物事典新分子事典p.202参照。トップ画像は大麻成分例のテトラヒドロカンナビノール(tetrahydrocannabinol)。