GWも分子データ等作成(抗がん剤と抗うつ剤)
昨日の別ブログ記事に記したように,「動く分子事典」新版について書いた原稿を28日付け地元紙に載せてもらったが,同書DVDに収録していない新規データの作成は日々継続している。
休みだった昨日は朝刊で見てしまったニュースでデータ作成。
- 抗がん剤原料の猛毒もつ植物、なぜ平気? 副作用減に道(朝日,2008/04/29) ※千葉大学・斉藤和季教授らによる抗がん剤イリノテカン(irinotecan)とその原料カンプトテシン(camptothecine)に関する研究
〔左〕イリノテカン(分子掲載ページ)
〔右〕イリノテカンを含むPDBデータ例1u65(上記研究とは無関係)
また今日は定例のRCSB PDBの新規公開データのチェックに加え,昨日入手した雑誌記事,
- 加藤忠史,『脳と心の交差点(第7回) 変わる倫理、変わらぬ心理』,科学,2008年5号,pp.568-571,岩波書店*1
参考:三環系抗うつ薬クロミプラミンを含むPDBデータ例2qei
に出ていた抗うつ剤分子の組み立てなど。また,上の自作抗うつ剤ページへWikipediaの関連項目からリンクを張った。