エピガロカテキンガレートでPDBsumへリクエスト
2009/06/16(現地時間)のRCSB PDB新規公開データの中にポリフェノールのエピガロカテキンガレート(EGCG)が含まれていたのだが,なかなかPDBsumにリガンド周辺データが示されない。そこで,
に,当該データ2kdhを自作ツールでModel 1だけにしたものをアップロードしてみた。このようなサービスは他のデータベースにも会って,自動で計算したデータをテキストで返送してくれるのかと思っていたところ,数日間返事がない。加工データにミスがあったのかとあきらめていたところにメールが届き,なんと通常のPDBsum公開データと同様に,各種データをページとして作成してくれた。個人申請データのためパスワードがないと閲覧できないのだが,以下がその表示画像例である。
リクエストによって生成された2kdh Model 1のページ例
提示されたリガンド周辺座標データを利用して以下に登録した。複数の座標をもつNMRデータのうちModel 1だけについて計算してもらったせいか,多数のヒドロキシ基の周辺にアミノ酸残基がほとんどないものになり,疎水的なアミノ酸ばかりであることに注意していただきたい,
EGCGを含む心筋トロポニンC 2kdhのModel 1のリガンド周辺領域
- 参考:エピガロカテキンガレート関連のニュース等