雪の札幌から戻って

仕事の打合せで12/3から札幌に行き，今日午前中に帰着。昨日来日本列島を襲った台風並みの強風と今朝からの北海道の大雪で，欠航も覚悟したがどうにか揺れる飛行機で帰着。それにしても今年は災害が多過ぎる。
写真は仕事の合間に見に行った，台風18号で大きな被害を受けた北大のポプラ並木の現状（北大によるポプラ並木の被害状況参照）。
北大ではついでに総合博物館も見学したが，大学にはこのような施設が不可欠だと強く感じる。
以前の職場の卒業生たちとも5年ぶりに再会して情報交換。昔に返ったり，みなの成長と活躍ぶりに驚かされたり，で急な予定だったけれど集まってくれたことに感謝。
書店も歩き回り，丸善で以下の雑誌を入手。新潟より専門雑誌の種類が多いのがうらやましい。

• 「細胞工学」2004年12月号（特集：階層別にみるタンパク質のフォールディングと品質管理　in vitroから細胞・個体レベルまで）
• 新雑誌「VIRUS REPORT」2004年1号（特集：インフルエンザとAIDS）

後者のインフルエンザについては，先ほど録画しておいた，

• 忍び寄る脅威・新型インフルエンザ（NHKクローズアップ現代，2004/12/02）

を見たが，これから起こりうる危機に対する日本の備えが不十分であることを改めて痛感した。感染症に限らず，問題が起こってからあわてて対策を講じたり，国内のことだけ考えて国際協力を怠ったりしていては大変なことになるだろう。