命あるときに…

ecochem2005-08-05

昨夜佐渡に渡って佐渡市市民環境大学の講義

受講者は23歳から84歳までと幅広いため,ウェブカメラやアニメーションも活用して話したけれど,どの程度理解してもらえただろうか。120分のうち30分を質問の時間にしたので,少しは多様なニーズに応えられたらよかったのだが。
明けて今朝は,

に始めて行って,命あるときに会うことができなかった日本産最後の朱鷺キンの剥製に対面。
茨城県の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出された影響で観察通路が閉鎖中で,飼育中の朱鷺は離れた場所から窓越しで観察。メガネ,窓ガラス,双眼鏡という何層ものフィルターを通して見ることは肉眼で見たことになるのだろうかと考えつつ,バードウォッチングの感覚でその美しい姿にしばし見入る。
センターへの往復路周辺の風景を眺めながら,今後の放鳥とそれ以後の大変さに思いを致す。