60年目のHiroshima,Nagasaki

ecochem2005-08-06

右写真は,2003年に広島平和記念資料館を訪れた際に(Webページに記載),中身が真っ黒になったお弁当の展示のところで,見学のこども達がメモを取っていたところ。
広島・長崎に原爆が落とされてから60年になる。両市の関係施設には膨大な記録が保存・展示され,今も新たな犠牲や事実が加えられ続けている。同じようなことが世界のどこかで起きて悲慘な営みが繰り返されないよう祈るばかりであるが,残念ながらそれはますます難しくなってきているように感じられる。人間に限らず多くの生物のDNAに多大なダメージを与え,それが永い間循環していくことを考えるだけでもその愚挙ぶりは明らかと考えている。世界中のこども達に悲慘な展示や映像を見せないで済むような時代は訪れるのだろうか。