Web2.0へつながる道筋

2006/02/15で取り上げた梅田本の広告が明日朝日新聞に載るとのこと。

今朝の朝日読書欄には,2006/02/18近藤本の紹介。
2006/03/07Web2.0本の5-3節『Web2.0ベンチャー対談』では多くの対談相手が注目すべき企業として「はてな」をあげているのが印象深かった。やはりいろいろな場でおかしいと感じることを改革していく感性と実行力が大事なのだと再確認する。
以上のような本を読む上で,重要なキーワードの1つがセマンティック・ウェブであるが,この語についてはMOLDAの吉田さんがメールで以下の本のことを教えてくれたことがきっかけだったのだと今にしてその慧眼の持ち主と情報交換できた有り難さを感じている。

以下に吉田さんからいただいたメール(16 Jul 2001 13:30:17 +0900)を無断で転載させてもらう。化学分野におけるセマンティック・ウェブというものを見据えていた人材が日本にいたことを誇りに思うと同時に,それに応えられずにいる自分の無力さを申し訳なく思う。

    7月24日にフロリダで開催される5th World Multiconference on Systemics, Cybernetics and Informatics (http://www.iiis.org/sci/) にて,XMLを用いた分子科学関連データの統一について講演します。XMLにしてしまえば,PDB,XMol,MolやJCAMP(スペクトルのデータフォーマット)などにかかわりなく,ブラウザが判断して適当なフォーマットに変換してくれます。つぎのサイトに講演内容のOHPをおいておきますので(携帯javaのことも話します),もしコメントなどいただけましたら幸いです(XMLについては,日経サイエンス8月号にTim Berners-Leeたちが書いたものの村井純らによる訳がでてます。)。

本記事で紹介した書籍たち