新「分子事典」の利用者から(書籍とWebの融合)

新「分子事典」にはちょっと特殊なデータやPDBデータについても加工したものなどが載っているのだが,時間的制約もあってその詳細をすべてメニューの記載事項に盛り込むことはできなかった。
今日になって,このブログでも時々記事にしているPQSについてのちょっとした問い合わせがあった*1。それに対して回答する中で,いずれ作成しようと思っていた以下のような補足資料を作り始めた。


網羅的なDVDデータ集リストに埋め込んであるキーワードを元に,ジャンル分けしてあるWebコンテンツと一緒に見てもらおうという画期的な試みである(まさに“書籍とWebの融合”である!)。このような試みもインターネットがあればこそだし,このような報告ができるのも第1版の時には無かったブログのお陰だとつくづく思う。
ここで余談。今日になって東京にいる特派員(?)から書店に置かれている新「分子事典」の写真が届いた。なんと,私が分子モデルとつき合うきっかけになった丸善HGS分子モデルの横に置かれているではないか! 書店によっていろいろな工夫をしてくれているのがうれしい。

「パソコンで見る動く分子事典」のある風景

*1:昨日はDVD付きの書籍なので図書館で貸し出す場合の条件について編集部から確認メールがあった