DNA・RNAデータ集で今年最後のgifアニメ
今月になって今年買いそこなった生体分子関連の本を入手してながめている。
- Albert L. Lehningerほか 著,山科郁男ほか 監訳,「レーニンジャーの新生化学 (上)・ (下) 第4版」,廣川書店(2007)
- David P.Clark 著・田沼靖一 監訳,「クラーク 分子生物学」,丸善(2007)
- 中村保一・石川 淳・礒合敦・平川美夏 編,「改訂第2版 バイオデータベースとウェブツールの手とり足とり活用法」,羊土社(2007)
上の8大ニュースにもあげた今年最後の新作(2007/12/27にも記事),
でも役立させてもらっており,DNA・RNAの多様な形態を楽しみながら探している。例えば,A-DNA,B-DNA,Z-DNAなどは英語版Wikipediaには個別に詳しい情報が出ていることもわかり,PDBで該当データを漁ったりしている。
A-DNA,B-DNA,Z-DNA
上の図でA-DNAはPDBの116dなのだがオリジナルデータは1本鎖だけなので,PQSで二重んらせん構造を取得しなければならないこともわかった。いろいろなツールを使わないと思うようなデータ集も作成できないということだろう。で,以下はそのA-DNAのデータ例から作成した,今年最後のgifアニメである。
A-DNAの例116dのPQSによる二量体