朝日新聞・新潟版に新潟水俣病の連載記事

2008/03/25に書いた水俣市視察研修と関連して，朝日新聞・新潟版に新潟水俣病に関する連載記事が載り，現在Webで全文読めるようになっているので，是非多くの方にお読みいただきたい。

• 連載記事：43年目の「救済」　新潟水俣病（朝日新聞・新潟版）
  1. 独自案　国より広い患者定義（2008/03/22）
  2. 国の極秘調査　未公表のまま「破棄」（2008/03/23）
  3. 原因究明　自らも原告、社員証言（2008/03/24）
  4. 受胎調節　毛髪調べ県が避妊促す（2008/03/26）
  5. 二重基準　改定の動きに国が抵抗（2008/03/27）
  6. もやい直し　教育の力で「壁」壊す（2008/03/29）
  7. 語り継ぐ　「患者、みんな普通の人」（2008/03/30）

この中で第4回の受胎調節については，記事中の「ほっとはうす」施設長の加藤さんから，水俣では胎児性水俣病になることが予想されても周囲の助けを頼りにして産んで私たちにいろいろなことを伝えてくれる『宝子（たからご）』としているという話を聴いたばかりなので，いろいろなことを考えざるを得ない。

• 胎児性水俣病について

に書いたように新潟における問題点は以前から着目しているところであり，今回の水俣訪問と上掲記事で，一層重く感じとっている。