20歳になったWebとMaps of Science

書き込みが遅くなったが,3月13日はWebが20歳になった記念日だったとのこと。


地球上に生命が誕生してざっと40億年とされるが,その歴史が生み出した「知」にとってこの20年はまさに革命的なものと言えるだろう。人間が約10ヶ月で脳のネットワークを構築するのに比し,その外部投影として増殖し続けているWebの背景には20年ではなく40億年の歴史が潜んでいると考えることもできる。
そのクモの巣の様相の一端を視覚化してくれる記事があった。

いくつかのMaps of Scienceが紹介されており,何れにもデータを美しく見せようという配慮が感じられる。


※拡大表示,tiffpng形式のDLも可能

私にとって“データベース”と言えば(美しさということも含めて),PDBを中心とする生体分子関連になる。
そこで今日は,RCSB PDBの2009/03/10公開の新規データから,3gbmの画像を紹介。インフルエンザウイルス(H5N1)のヘマグルチニンとヒト抗体Fabという,それぞれ見慣れた部品が結合したユニークなデータで,これも生命の相互作用の歴史を感じさせる。

PDBデータ3gbmの抜粋画面
Viral Protein / Immune Systemと分類されるのはこのデータのみ
Molecule of the Monthへのリンクは6件と多い


鳥インフルエンザ&新型インフルエンザ情報
で参照可能

今後もMaps of Scienceという星雲の片隅のちっぽけなスポットとして様々なデータをWebに投じ続けたい。