平山令明「分子レベルで見た薬の働き」と新Web辞書kotobank

しばらく前に頼んでおいた本が先日届いた。


この中で,
分子レベルで見た薬の働き 第2版―生命科学が解き明かす薬のメカニズム (ブルーバックス)

は薬とタンパク質の鍵と鍵穴の関係例が最新事例を含めて多数画像で紹介されており,該当のPDBコード番号も記載されているのがうれしい。その中の1つを自作ページに掲載した。


p.191図5-4掲載2v0zのChain C(中央が高血圧治療薬アリスキレン)
Jmolで見るトピックス分子にデータ掲載


PDBsumデータ2v0z_C41より

話は変わって今日の夕方読んだニュースで紹介されていた新しい辞書サイトについて。


拙作ページ収載用語例「耐性菌
※リンク先は抗生物質・抗菌剤/耐性菌/院内感染

上掲新刊第2章で抗生物質を取り上げてこともあって,同じエントリーに書かせてもらった。
kotobankは文章の信頼性は高いと思われるが,画像など視覚的なデータが見られないようであるのが物足りない。本ブログでも再三紹介しているWeblioとの共通点も強く感じる。
それにしても「ネットのあちら側」への資産の蓄積は加速するばかりだ。

*1:Wikipediaに載っていたり,主要サイトからリンクされていることが効いているのだろう。