“似ている駅伝の「たすき」とDNA”

ecochem2005-01-03

正月は箱根駅伝の番組を見るのが楽しみ。
数年前,朝日新聞新潟版にDNAが駅伝のたすきに似ているという雑文を載せてもらったことがあるが,毎年の放映を見ながらもその思いは変わらない。“生物は遺伝子の乗り物”とするドーキンス社会生物学に染まっているわけではないけれど,約30億年とされる地球上の生物の歴史を通してDNAというたすきが受け継がれてきたことは確かだろう(最初は多少違うシステムだったとしても)。
そのこともあって,拙作サイトでDNAにこだわったコンテンツも多数出しているけれど,その二重らせん構造は美術など幅広い分野でも大きな影響力を発揮している。
そこで,図に示したのは,「化学と工業」2004年12号に掲載されていたニュース『アートとしての科学』で紹介されていた,

がきっかけで見つけた以下のページの作品の一部。

本当にDNAに対する興味は尽きない。
なお,1月から始まる新番組の中にジーン(gene)をタイトルに入れたドラマがあるようで,これも驚きと言うかさもありなんと言うか。また,駅伝の選手のコメントの中にこどもの頃駅伝を見たのがきっかけだったというのが毎年少なからずあって,こちらはミーム(meme)というところだろうか。